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最初の1冊に、読みやすい震災・防災マンガ11作品+α -金曜日のおすすめ-

pop_osusume.jpg最初の1冊に、読みやすい震災・防災マンガ11作品+α -金曜日のおすすめ 2023.03.10版-

《ピックアップ作品 ※選択で各作品へ》
●『漫画で描き残す東日本大震災 ストーリー311』ひうらさとる 他
●『わたしたちの震災物語~ハート再生ワーカーズ~』井上きみどり
●『さんてつ―日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録―』吉本浩二
●『日の鳥』こうの史代
●『ナガサレール イエタテール 完全版』ニコ・ニコルソン
●『あの日からのマンガ』しりあがり寿
●『デイジー ~3.11 女子高生たちの選択~』ももち麗子/小林照弘/草薙だらい/信田朋嗣
●『はじまりのはる』端野洋子
●『星の輝き、月の影』じんのあい
●『なのはな 新装版』萩尾望都

◆「もしも」に備える防災マンガ&実用書
●『ぷれっぱ!』氷川へきる
●『東京防災』東京都総務局総合防災部防災管理課

2011年3月の東日本大震災から、今年で12年になります。

今回は数ある東日本大震災関連マンガの中から、四コマや短編集そして完結済み作品など、短かく読みやすい作品をまとめました。当時の体験を有名作家が描いたもの、震災をベースにしたヒューマンストーリー、そして実際に役立つ防災ネタなど様々です。

震災の記憶を忘れることはありませんが、日ごとに遠くなっているのも事実。また、実感として覚えていない若い世代も増えています。緩みがちな自分の防災意識を戒めたり、子供世代が改めて知るきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

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【漫画で描き残す東日本大震災 ストーリー311】ひうらさとる/上田倫子/うめ/おかざき真里/岡本慶子/さちみりほ/新條まゆ/末次由紀/ななじ眺/樋口橘 全1巻完結 ※続編あり
◆あらすじ(Renta!より)
2011年3月11日以降、東日本大震災の被災地で起きた多くの悲しい出来事、厳しい避難生活の中で生まれた家族や地域とのつながり、被災を乗り越えて成長していく町の 若者の姿、日本各地から訪れるボランティアと地元住民とのふれあいなど、現地で生まれたストーリーを、漫画家自らが現地で取材し漫画に描き残すことで“語り部”的な役割を果たせないだろうか? そんな気持ちから生まれたプロジェクトからのコミックス、第一弾です。本書の印税は全額、被災地復興のために寄附いたします。

《ひとこと》
これだけ豪華な人気漫画家達が描いたアンソロジー作品はそうないだろう。さまざまな現地を取材して描かれた実話は、短い中にいろんな感情や記憶を詰め込んでいる。3年後の続編『漫画で描き残す東日本大震災 ストーリー311 あれから3年』と合わせて読みたい。

漫画で描き残す東日本大震災 ストーリー311

漫画で描き残す東日本大震災 ストーリー311




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【わたしたちの震災物語~ハート再生ワーカーズ~】井上きみどり 全1巻完結
◆あらすじ(Renta!より)
自らも被災した作者が訪ねた被災地、ボランティア、そして被災者たちの記録マンガ 被災体験 石ノ森萬画館編/赤ちゃん一時避難プロジェクト/日本冒険遊び場づくり協会/被災体験 福島県いわき市編/日本トイレ研究所/学習サポート NPOアスイク/浜のミサンガ 環(三陸に仕事を!プロジェクト)/動物愛護団体 アニマルピース/サンドウィッチマンの7か月/チェルノブイリから学ぶべきこと/危機管理アドバイザーに聞く、女性と防災/宮城県仙台市 井上家の場合

《ひとこと》
被災者の体験と、被災地を支援したNPOやボランティア団体の活動が描かれたルポルタージュ作品。赤ちゃんやペット、トイレなど、次への備えとして使える情報や教訓も多い。




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【さんてつ―日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録―】吉本浩二 全1巻完結
◆あらすじ(Renta!より)
3.11のあの日、岩手県沿岸部を走る三陸鉄道では、路線の多くを被災した。大地震、津波の爪痕が生々しいガレキの中、それでも、さんてつマンたちは、自らの力で立ち上がろうとする……。三陸鉄道関係者、周辺の人々への綿密な取材を元に再構成する震災ドキュメンタリー漫画。「ブラックジャック創作秘話」の異才、吉本浩二が描く真実の人間ドラマの決定版!!

《ひとこと》
鉄道ファンだけでなく、誰でも関心を持って読める作品。冒頭の地震時のとっさの行動に自分との共通点を見つけて笑った後に、津波の衝撃が襲ってきた。フィクションではないリアルの迫力を感じる。




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【日の鳥】こうの史代 全2巻完結
◆あらすじ(Renta!より)
生きていると、覚えていたい事・忘れてしまいたい事ありますよね?自分の意志とは関係なく、過ぎ去っていく日々は段々と薄れていくもの。しかし、私たちはこの未曾有の東日本大震災を忘れてはなりません。3年が経過した今だからこそ震災関連の書籍を手に取るのに抵抗のある人にも勧めたい心温まる作品です。一人でも多くの方に時を越えて語り継ぐべき震災の現実を、雄鶏と旅をしながら感じていただきたいです。

《ひとこと》
この世界の片隅に』の原作者による作品。マンガというよりは、随筆という感じ。火の鳥ならぬ日の鳥目線で、「再生」されつつある日常風景を一枚のスケッチに描く。直接的な表現は無く、「震災の作品はまだ辛くて……」という人でも読みやすいのではないか。

日の鳥 1

日の鳥 1




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【ナガサレール イエタテール 完全版】ニコ・ニコルソン 全1巻完結
◆あらすじ(BookLive!より)
ニコルソンの実家は、宮城県の海沿いの町、山元町。2011年3月11日、この町を未曾有の大津波が襲った。「生まれ育った土地に帰りたい」と願う婆ルソンのため、全壊判定の被害を受けた家の再建を決めた母ルソンとニコルソン。大工が足りない、お金が足りない、いろんな問題にたくましく立ち向かうニコ家を、更なる激震が襲う……!★後日譚となる描き下ろしを新たに収録!!

《ひとこと》
認知症の祖母とのあれこれを描いた作品が話題の作者が描く、震災と自宅の再建物語。悲惨で悲壮な出来事を笑い飛ばす勢いの作者の力強い表現に、だたただ「すごい」と思った。この先の人生で自分が辛いことに直面した時、見習えるだろうか。



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【あの日からのマンガ】しりあがり寿 連載中
◆あらすじ(Renta!より)
3.11…史上最悪の震災によって、すべてが変わってしまったあの日。それ以来、しりあがり寿は、誰にも追いつけないスピードとヴィヴィッドさで、東日本大震災をテーマにしたマンガを描き続けている。震災からわずかひと月後に掲載され、ネットや新聞・雑誌などに大きな反響を呼んだ月刊コミックビーム発表作を中心に、朝日新聞夕刊連載の4コマ『地球防衛家のヒトビト』など、未曾有の危機の時代に挑むように、アグレッシブに天才が発し続けたマンガ作品を集めた緊急出版本、ついに電子化。

《ひとこと》
マニアックでシュールなギャグマンガ家の印象だったが、本作を読んで変わった。震災直後の朝日新聞4コマは当時の自分の感覚そのままで、いろんな思いが蘇ってくる。たかが4コマ、されど4コマ……。

あの日からのマンガ

あの日からのマンガ




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【デイジー ~3.11 女子高生たちの選択~】ももち麗子/小林照弘/草薙だらい/信田朋嗣 全2巻完結
◆あらすじ(Renta!より)
2011年3月11日、東日本大震災。そして原発事故。放射能の恐怖、身近な仲間たちとのいさかい、いわれもない風評被害。誰も経験したことのない現実の中で、悩み、もがきながら生きる福島に住む4人の高校3年生の女子高生たち。4人は、何を見、何を考え、どんな進路を選択したのか? 彼女たちが過ごした1年間の素顔の物語。

《ひとこと》
原作は『ピエロ~夜明け前~』というタイトルの小説のコミカライズ作品。フィクションだが、作中の出来事は実際の体験談によるものらしい。あの時を生き抜いた彼女たちの、今の物語も読んでみたい。

デイジー 〜3.11 女子高生たちの選択〜 1巻

デイジー 〜3.11 女子高生たちの選択〜 1巻




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【はじまりのはる】端野洋子 全3巻完結
◆あらすじ(Renta!より)
2011年3月11日に発生した東日本大震災。被害は比較的軽微とされる福島県南部ですら生活が一変した高校生たちそれぞれにスポットを当て、彼らが、そのときどう過ごし、その後をどう生きるのかを描きます。震災前の未来を模索し悩む少年たちを描いた「ミルクボーイ」、その続編で震災に翻弄される彼らを描いた「はじまりのはる」、ふくしま駅伝を目指す高校陸上部の少女を描いた「故郷」の3作を収録。

《ひとこと》
1・2巻は高校生、3巻は社会人が主人公のオムニバス作品。家業が原発事故の影響を受け、進路や人生が大きく変化していく。転ばされても、立ち上がって生きていくしかない。




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【星の輝き、月の影】星の輝き、月の影 全2巻完結
◆あらすじ(Renta!より)
大学を卒業し、福島県の故郷の村へと戻ってきた聡子は、村で生きる目標とパートナーを見つけた矢先、東日本大震災に遭遇。恋人は行方不明となってしまう……汚染された村から避難し、仮設住宅暮らしを余儀なくされながら恋人を待ち続ける聡子。季節は震災前と同じように巡り、故郷も、思い出の場所も、美しいまま。なのに、村へ戻ることはできない。行き場のない怒りや悲しみを抱えながら、それでも聡子たちは、少しずつ、前へと歩んでいく――“被災地”で暮らし続けようとする人々の想いを、あたたかなタッチで描き出すヒューマンドラマ。

《ひとこと》
震災の津波被害と原発事故で避難を余儀なくされた人々の不安や怒り、そしてそれでも前を向く生き方を描いた作品。帰らない人を待つ日々の中に、言葉にできない感情があふれている。

星の輝き、月の影 1

星の輝き、月の影 1




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【なのはな 新装版】萩尾望都 全1巻完結
◆あらすじ(Renta!より)
いま再び届けたい「あの日」からの物語3.11の震災とそれに続く原発事故に衝撃を受けた著者が立て続けに発表した作品の数々。フクシマに住む少女が主人公の表題作「なのはな」や放射性物質と人間との関係を描いた3部作など、2012年に上製本で発売され注目を集めた『萩尾望都作品集 なのはな』に加えて、ビッグコミック本誌に掲載された「福島ドライヴ」を収録した、コミックスサイズ(B6判)の新装版。新装版にあわせての書きおろし「あとがき」も掲載。

《ひとこと》
50年以上第一線で活躍する作者が描いた被災地の物語と、原発への警鐘。声高に訴えるのではなくむしろ淡々と描かれているのに、読み手はいろいろと考えさせられる。短編集だが、腰を据えて読みたい作品。

なのはな 新装版

なのはな 新装版




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【ぷれっぱ!】氷川へきる 連載中
◆あらすじ(Renta!より)
瀬戸まりもがはじめて訪れた「防災対策部」はまるで秘密基地。ベッドにお菓子、遊び道具と心躍るグッズ満載の防災対策部に興味津々のまりも。さらにそこへ集う先輩たちもちょっとおかしくて個性的で――。ゆるっとワクワク防災ライフがはじまる!

《ひとこと》
防災準備といわれると億劫に感じる人には、本作ぐらい気楽に考えて日常生活にちょい足しの「日常備蓄」がおすすめ。さらに一歩進んだ準備なら、価格が手ごろな「ワークマン防災グッズで災害に備えよう」にトイレ用品や薬などを追加して「非常用持ち出し袋」はどうか。

ぷれっぱ! (1)

ぷれっぱ! (1)




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【東京防災】東京都総務局総合防災部防災管理課 全1巻完結
無料巻 :1巻
無料期間:無期限
◆あらすじ(BookLive!より)
東京には、さまざまな災害リスクが潜んでいます。東京の多様な地域特性、都市構造、都民のライフスタイルなどを考慮してつくられた、完全東京仕様の防災ブック。それが「東京防災」です。本書には、知識をつけるだけではなく、今すぐできる具体的な“防災アクション”を多く掲載しています。もしものときに備えて、身を守る力をつけましょう。

《ひとこと》
地震に限らず、災害が起きた時の対処、災害被害を小さくするための備えなど、日本に住んでいる以上は必須ともいえる情報がまとまっている。女性目線の『東京くらし防災』と合わせて用意しておくと心強い。



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